|


(例2)
特許第4020207号
「動物シミュレータ」
本件は、伝達フレーム及び第二脚フレームの間に互いに回動自在に連結された補助フレームを有することにより、第一脚フレームの揺動に対する第二脚フレームの動作タイミングを遅らせることができ、実際の動物の歩行動作をより忠実に再現することができるため、例えば、乗馬療法に本発明の動物シミュレータを適用することにより、被験者に生馬に乗馬したときと同様の感覚を体感させることができるため、リハビリテーション等の効果をさらに高めることができるというものです。
【請求項1】
動物を模して形成された模型動物と 、
前記模型動物の内部に収容され、カラクリ技術を応用して複数のフレーム及び前記フレームを回動自在に連結する連結部を組合わせて形成された可動脚を有するカラクリ機構と、
前記カラクリ機構の前記可動脚を動作させるための動力を発生し、伝達する動力伝達手段と、
前記動力伝達手段によって発生した前記動力を利用して前記可動脚を動作させ、前記模型動物の脚部に歩行動作を再現可能に制御する動作制御手段とを具備する動物シミュレータであって、
前記可動脚は、
一端に第一連結部、他端に前記模型動物の胴体内部に収容されたメインフレームの可動脚連結部と回動可能に連結される第一フレーム連結部、及び前記第一連結部の近傍に設けられた第一伝達連結部を有する第一脚フレームと、
一端に前記第一連結部と回動可能に連結される第二連結部、及び前記第二連結部の近傍に設けられた第二補助連結部を有する第二脚フレームと、
一端に前記第一伝達連結部と回動可能に連結される伝達連結部、他端に前記動力発生手段と連結可能な動力連結部、及び前記伝達連結部の近傍に設けられた伝達補助連結部を有する伝達フレームと、
前記第二脚フレームの前記第二補助連結部と回動可能に連結されるフレーム補助連結部、及び前記伝達フレームの前記伝達補助連結部と回動可能に連結される補助連結部を有する補助フレームと
を具備することを特徴とする動物シミュレータ。

|
|
|