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(例3)
特許第4012112号
「お玉」
本件は、グリップの先端に柄を介してお玉本体を連設したお玉であり、前記グリップの先端部を、柄の伸延方向に対して傾斜状の端面と、同端面の一側端を伸延して形成した押さえ片と、同押さえ片の反対側の端面に形成した係合片とより構成したものであり、鍋に係止した場合にふたのずれを防止できるとともに、係合片の外側面を親指当接部として確実にお玉を把持できるようにするものです。
【請求項1 】
グリップの先端に柄を介して椀状に形成された椀状に形成されたお玉本体を連設したお玉において、
前記グリップの先端部に、前記お玉本体から伸延された前記柄に対して前記お玉本体と対向する側を鈍角として傾斜状とした端面を設け、該端面に金属板で構成した押さえ片をお玉本体とは対向しない一側端を伸延させて設けるとともに、該押さえ片の他側端であって前記お玉本体と対向する端面に、この端面に対して鈍角となるようにお玉本体に向かって突出させた係合片を設け、
鍋の容器本体に係止する場合には、該係合片を鍋に形成された外方折返し縁部に係合させ、蓋を載置することにより前記押さえ片で蓋を押さえ、または、前記押さえ片を前記外方折返し縁部に係合させ、蓋を載置することにより前記係合片で蓋を押さえることにより容器本体に係止した状態で蓋のずれを防止し、
前記係合片の外側面を、手で前記グリップを把持した場合の親指当接部として、手を滑らせることなく確実にグリップを把持することができることを特徴とするお玉。
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