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(例9)
特許第4130011号
「マウスパッド」
本件は、異型断面形状を有するポリエステル繊維を使用することにより、しなやかなフィン部が非常に小さな力で変形が可能であり、このためマウスボールは柔らかく織編物表面にホールドされ、且つ、適度な抵抗がかかっており、マウスの移動に的確に追従して微妙な動きに対してもマウスボールが正確に転がり、コンピューターに的確な操作をすることができるので、このようなフィン部を有する異型断面の形状はマウスパッド全体を薄くすることができるというものです。
【請求項1】
繊維軸と直交する断面が、コアー部と該コアー部の周囲から放射状に突出した3〜6
個のフィン部とを有する形状からなり、該フィン部は実質的に自由端を形成することなく
該コアー部からその一部が繊維軸方向に沿って分離されている形状を有するポリエステル
繊維からなる、目付が30〜500g/m2、厚さが0.1〜2mmの範囲にある織編物
と、厚さが0.1〜2mmの範囲にある、平均繊維径が0.1〜20μmの範囲にあるエ
ラストマー繊維により形成された弾性不織布とを一体的に接合して複合シートとなし、該
複合シートは全体として厚さが3mmを超えないことを特徴とするマウスパッド。
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