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Q 01.どんなアイデアが特許になるのですか?
A.
@アイデアが発明であること
A発明が新しいこと、かつ、発明の程度が高いこと
が主な条件になります。
@発明とは
発明とは「自然法則を利用している技術的な思想」であるとされています ( 特許法2条1項)。簡単に言えば技術のアイデアです。器具や装置類のように、目に見えるもの自体が発明であると考えられがちですが、これらは発明が反映されたものに過ぎず、発明とは、その背後にある技術思想というアイデアなのです。
経済学や心理学の法則を利用したもの、ゲームのルールや課税方法のような人為的な取り決め、永久機関のように「自然法則に反しているもの」は、「自然法則を利用している」とはいえないので、発明ではありません。
また発明は「産業上利用できる」ものでなければなりません。したがって、例えば、「日本全体を覆う台風防止装置」など、明らかに実施することができないものなどは、特許をとることができません。
A発明が新しいこと、かつ発明の程度が高いこと
「発明が新しいこと」とは、日本、外国を問わず、出版物(インターネットを含む ) に掲載されていない発明、展示・販売等されていない発明をいいます。
「発明の程度が高いこと」とは、従来の発明と比較して、工夫の度合いがが高く、専門家であっても、従来の発明から簡単には思いつかないような発明のことをいいます。
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