Q11.いわゆる下請け型企業は、特許権や実用新案権をとる必要があるのですか?
A.
下請け型の企業は、今の発注元から確実に安定した注文を取る必要があります。そして、それを実現するためのツールが特許権や実用新案権なのです。
発注側は移り気です。いつ注文先をかえるかわかりません。
しかし、特許を取っていれば、「なかなかこの会社はしっかりしているな。少々値段が高くても他では作れないんだし、ここに頼むとするか」ということになります。強引な値切りに対しても、強気でこれを突っぱねることもできます。簡単には他の下請け会社に「鞍替え」されることもないでしょう。
このように、特許権や実用新案権を取ることは下請け型企業にとっても極めて重要なことなのです。
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