Q7.中小企業はどのようなものについて特許権・実用新案権をとっていくべきですか?
A.
少なくとも今までの大企業は「とにかく特許出願・実用新案登録出願をするんだ!」という方針で、どんどん特許出願・実用新案登録出願(申請)をしてきました。その理由として、技術者に出願件数がノルマ化されており、「今すぐ商品化するわけではないがとりあえず出願しておこう」という出願も多いからでしょう。ノルマ化することは、それはそれで意味のあることなのですが、正直言って、一部の企業を除いてはしっかりとした戦略があるとは思えません。
中小企業はこれを見習ってはいけません。大企業をマネてどんどん特許出願・実用新案登録出願をすれば、たちまち資金が底をついてしまいます。 もちろん例外はありますが原則として、中小企業は 実際に近い将来製造し販売する商品についてのみ特許出願・実用新案登録出願をして権利を取得すべきです。
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